フォーデイズ食の研究会の設立趣旨

 

高齢化社会、単身世帯や共働き世帯の増加など、社会・家族環境やライフスタイルが変化するなか、流通や技術の発達によって、
食の世界にも簡便化が進行し、“体をつくる、心をつくる、健康をつくる“という食への意識が薄れてきています。

平成17年には、食育基本法が制定され、国全体として食育の推進活動が行われています。
健康食品を通じて“人生に健康と安心、そして輝きを創造する”、という企業理念を持つ私たちも、
未来のためにできることとして、大人だからこそ考えなければならない
食育の普及・啓発のために、「食の研究会」を設立します。

本研究会では、“食“の重要性を再認識し、「食でつくる健康」を追求し、食が持つ意味(社会性、文化性)を考え、
人生を楽しむためのより良い「食べもの」や「食事」の在り方を研究することで、
「食」という領域で社会へ貢献してまいります。

 

 

 


食と健康の関係について、栄養や摂取習慣等の基礎知識や最新情報を学び、自らの食生活へ活用するとともに、サプリメントの役割を正しく理解する。


現代社会における食の実態を研究し、足りないものを知る。食を通して恵まれる人と人とのコミュニケーションによる健康価値、社会的価値を学び、実践し、食事を楽しむということを知る。


地域の気候風土等と結びついた、「日本型食生活」を再認識し、自らの食生活に活かしていく。

食の研究会で取りくむこと

食の研究会で取りくむこと

「食の研究会」会長 永井秀之挨拶

 

「食の研究会」会長  永井秀之

人間はこの世に生を受けて、まず最初にすることは、呼吸することと栄養を摂ること、そして排泄することだと思います。中でも、その後の成長に一番影響が大きいのは「栄養の摂取」です。

この栄養の摂取はその人となりと、とても関係が深く、その後の人生の形成に大きく影響します。「美味しい食卓すなわち「豊かな食生活」は一生を楽しく、健康に過ごす重要なテーマだと考えます。

フォーデイズは「人生100歳時代」を見据えて、企業テーマとして『食の研究会』を運営します。その中で栄養素と身体の関係、食材等に関する勉強の他、会社併設キッチンスタジオなどでの楽しいクッキングや、地方の伝統的で豊かな郷土料理などを皆さんの協力のもとに実施・体験しながら、わきあいあいの雰囲気のなかで、次の世代へ受け渡して行く企画を立案中です。

数日前に72歳の誕生日を迎えて、バブルの企業戦士時代を何とか乗越えた私が、今も現役で仕事も趣味も順調なのは「核酸ドリンク」との出会いが大きく、和田社長からこの会のスタート時のリーダー役をとの話があった時、これまでの恩返しの思いと、健康と栄養のシンポジウムや伝統文化イベントなどもお手伝いしてきた経験から、初代会長をお引き受けいたしました。

「人生100歳時代」の重要なテーマ「生涯を健康に過ごす食生活」の活動を会員皆さんと共に、盛り上げていこうではありませんか!よろしくお願いいたします。

フォーデイズ代表和田佳子挨拶

 

フォーデイズ株式会社 代表取締役社長 和田佳子

サプリメント事業を開始して18年目。健康食品というカテゴリーのなかで、栄養や機能などを主軸として、「食べる」ということを追求してきましたが、考えれば考えるほど、「食べる」ということには大きな意味や意義があると感じるようになりました。

「食べる」ということは、生きるうえで大きな役割を果たしています。食べものには、身体をつくり守る力があり、食べることにはさらなる力が存在します。祝いの席の料理は、人生の喜びをさらに輝かせてくれるものになり、喜びのきっかけとなります。またある時には、食べるという行為自体が目的そのものになります。「美味しいものを食べに」、「旬なものを食べに」、「素敵な場所に食べに」など、どんなに辛くて、悲しい時でも「おいしい」と感じるひと時は、幸せであり、言葉以上に大きな勇気や応援をくれるものでもあります。

「食べる」ということは、私たちの気持ちにも大きな影響を及ぼします。20代のころ、忘れられないことがありました。取引先の所長から「イライラしているお客さんには、何か一口でも食べてもらうこと。人間、お腹が空くと感情的になるからね」と言われ、「食べる」という行為は、人と人が付き合う中でも大事だということと同時に、「食べる」ことのすごさを知った気がしました。

それほど大切なものでありながら、今の日常での「食」の扱いは、雑になっている気がします。社会が変わり、便利さの中で、気づかずに失われていく文化や思い、今の時代の栄養摂取のあり方を見つけられないだろうか。そして、「食」をさまざまな側面から、また、広域的に考えてみたい。きっと、今までと違う「食」の価値に気づき、サプリメント事業にも貢献するだろう。そんな思いでこの『食の研究会』を立ち上げました。私たちが未来に向けてできることのひとつとして、サポートしていきたいと思っています。